オープン戦の見どころと予想!2023年プロ野球開幕前の注目選手たち

2023年度春季非公式試合(オープン戦)が2月23日から始まりました。

 

各チームは新戦力の獲得や若手選手の育成などに力を入れていますが、開幕に向けて調整する中で、どんな選手が活躍するのでしょうか。今回は、オープン戦で注目したい4つのトピックを紹介します。

 

1. オリックス・バファローズ:ドラフト1位ルーキー曽谷裕也投手


オリックス・バファローズは昨年、パ・リーグ最下位に終わりましたが、今季はドラフト1位で指名した曽谷裕也投手(早稲田大学)に期待がかかっています。

曽谷投手は最速156キロの直球と鋭いスライダーを武器に、大学時代には通算29勝を挙げました。オープン戦では5日に阪神タイガースと対戦しましたが、1回と3分の1イニングを投げてホームランを含むヒット2本を打たれ2失点しました。まだ課題も多いようですが、開幕ローテーション入りを目指して頑張っています。

 

2. 阪神タイガース:移籍組大竹寛投手


阪神タイガースは昨年、セ・リーグ優勝を果たしましたが、今季は福留孝介外野手や西勇輝投手など主力選手が退団しました。

その穴埋めとして期待されるのが移籍組の大竹寛投手(福岡ソフトバンクホークス)です。大竹投手は昨年まで10年間ソフトバンクでプレーしましたが、先発としても中継ぎとしても活躍しました。オープン戦では5日にオリックス・バファローズと対戦しましたが、先発して3回をヒット6本、フォアボール3つで4失点と崩れました。阪神ではエース格として期待されていますが、まだ調整段階です。

 

3. 横浜DeNAベイスターズ:新外国人選手アンバギー内野手


横浜DeNAベイスターズは昨年、セ・リーグ2位に入りましたが、今季は主砲のソト外野手やオースティン外野手など外国人選手が不在です。

その代役として期待されるのが新外国人選手アンバギー内野手ミルウォーキー・ブルワーズ)です。アンバギー内野手は昨年までメジャーリーグでプレーしましたが、通算打率.240、本塁打37本、打点134の成績を残しました。オープン戦では6日に東京ヤクルトスワローズと対戦しましたが、4打数無安打に終わりました。DeNAでは主に一塁手として起用される予定ですが、パワーと守備力を発揮できるか注目です。

 

4. 東北楽天ゴールデンイーグルス:復活を目指す則本昂大投手


東北楽天ゴールデンイーグルスは昨年、パ・リーグ2位に入りましたが、今季はエースの則本昂大投手(日本ハムファイターズ)が復帰しました。

則本投手は2018年にトミー・ジョン手術を受けて以来、なかなか元の調子に戻れませんでしたが、オープン戦では7日に埼玉西武ライオンズと対戦しましたが、先発して3回を無失点に抑えました。最速153キロの直球や鋭いカットボールなどを見せています。楽天では再びエースとして活躍できるか期待されています。

 

以上がオープン戦で注目したい4つのトピックです。

オープン戦は開幕前の予行演習ですが、各チームや選手にとって重要な意味を持ちます。オープン戦の結果がそのまま開幕後の成績に反映されるわけではありませんが、ファンやメディアから注目されることは間違いありません。

 

オープン戦を通してプロ野球シーズンへの期待や興味を高めていきましょう。2023年プロ野球シーズンも楽しみですね。