ボートレースで勝つために知っておきたいオススメモーターの特徴

こんにちは!ボートレース大好きなあなたへ、今日はモーターの話をしようと思います。


モーターって何?という方もいるかもしれませんが、簡単に言うと、艇(てい)を動かす力のことです。
艇に取り付けられたエンジンがプロペラ(ぷろぺら)という羽根を回して水を押し出すことで、艇が前に進むんですよ。

競艇では、選手が自分でモーターを選べるわけではありません。節ごとにくじ引きで決まるんです。そのくじ引きで引いたモーターがその節の間ずっと使えるんですが、どれだけ強い選手でも悪いモーターだったら勝てないこともあります。逆に弱い選手でも良いモーターだったら勝てることもあります。

 

では、どうやって良いモーターか悪いモーターか見分けるのでしょうか?
今回は、予想に役立つ4つのポイントを紹介します。

 

1. モーター2連率
これは、そのモーターが使われてから今までに2着以内に入った割合のことです。例えば50%なら半分のレースで2着以内に入っています。一般的には40%以上なら良いモーター、30%未満なら悪いモーターと言われています。この数字は競艇場やインターネットで確認できます。

 

2. 展示タイム
これは、レース前に行われる展示走行(てんじそうこう)のタイムのことです。展示走行では選手が自分のコースや戦略を確認するだけでなく、ファンに自分の状態や意気込みをアピールすることもあります。展示タイムからは伸び足(しんびあし)という最高速度がわかります。伸び足が良い艇はまくりやまくり差しが得意です。3~6コースの展示タイムが速かったら要注意です。

 

3. オリジナル展示タイム
これは、展示走行時点で予想される最高速度から実際の展示タイムを引いた値のことです。例えば最高速度が6秒5だった場合でも実際に6秒5出した場合は0秒0(平均)、6秒7出した場合は+0秒2(平均より遅め)、6秒3出した場合は-0秒2(平均より速め)となります。この値が小さいほど、展示走行時点での最高速度に近いタイムを出しているということです。つまり、**伸び足**が良いと言えます。伸び足が良い艇は差しや追い込みが得意です。1~2コースのオリジナル展示タイムが小さかったら要注意です。

 

4. 引き波
これは、展示走行時に他の艇から受ける水しぶきの影響のことです。引き波を受けると、艇が安定せずにタイムが遅くなったり、逆に加速されてタイムが速くなったりします。引き波は1号艇から6号艇まで順番に大きくなっていきます。つまり、**同じタイムでも1号艇よりも6号艇の方が実力は高い**と言えます。引き波を考慮すると、3~6コースのモーター性能は見かけよりも高く評価できます。

 

以上、4つのポイントを押さえておけば、ボートレースで勝つために知っておきたいオススメモーターの特徴を見分けることができます。
モーターだけではなく、選手やコースや水面状況なども考慮して予想することが大切です。


ボートレースは奥深くて面白いスポーツです。
ぜひ楽しんでください!